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期待値

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ある事象の発生が人命に関わるリスクに関して、その事象が実際に生じた過去のデータなどを元に統計的にその期待値を求めることはできる。
一般的には期待値の小さいリスクは大きいリスクよりその危険性は小さいといえる。
しかしその事象が決して生じてはならないものであるという考え方を持つ人からすれば、期待値の比較は無意味である。

水がめ

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首都圏では神奈川県だけが他の一都五県とは水源が異なるため、現時点でも給水制限は行われていない。丹沢湖と宮ヶ瀬湖ができるまでは、夏季にはたびたび給水制限があったように思う。
http://kanagawa-dam.jp/web_data/news_mizugame.html
しかし、例年同時期に比べるとやはり貯水量がかなり少なくなっており、4つの貯水湖の合計貯水率が日々1%程度低下しつつあるようだ。

養成課程講習会

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 アマチュア無線技士など無線従事者の養成課程講習会の認定施設者が一般に解放されてから結構時間が経つが、今どれくらいJARD以外の認定施設者が存在するのか調べてみた。以下のサイトの「養成課程一覧」に掲載されているが、これは平成25年4月1日から同年6月30日までに認定されたものであるから、これ以外の期間に認定された認定施設者が他に存在する可能性がある。
http://www.tele.soumu.go.jp/j/sys/operator/oai/index.htm

これによれば以下のとおりである。

認定施設者/地域/資格
特定非営利活動法人ラジオ少年 北海道 3アマ、4アマ
株式会社キューシーキュー企画 関東、近畿 3アマ、4アマ
京都アマチュア無線振興会 近畿 3アマ、4アマ
特定非営利活動法人クリスタルテック 近畿 4アマ

 特定非営利活動法人ラジオ少年はある意味有名であろう。一般開放後最初にアマチュア無線技士の養成課程を開始し、しかも青少年の受講料はJARDの受講料よりかなり安価に設定した。このNPO法人の代表者は当時JARL理事・北海道地方本部長(理事ではないが現在も北海道地方本部長)であり、当時JARLとJARDの会長は同一人物であったこと、養成課程講習会の受講料がJARDの主たる収入源であることから、開始した当初は極めて風当りが強かったであろうことが想像される。

 株式会社キューシーキュー企画も代表者がアマチュア無線界では著名人であるとともに、JARLのホームページに広告を載せていることからもよく知られているだろう。うわさでは1アマと2アマの養成課程講習会を行いたいらしいが果たして実現するであろうか。

 京都アマチュア無線振興会は全く聞いたことがない。ホームページもなくネット上の情報も少ない。社団局を持っているようである。名称の頭に何もないということは任意団体なのであろう。任意団体ではいろいろ活動に支障や制約が生じることがあるのではないかと思われるが、任意団体で行うことができる程度の活動をしている団体ということであろうか。養成課程講習会についてもその実施をホームページで宣伝する必要がないということであろう。

 特定非営利活動法人クリスタルテックも今回初めて知った。この法人はホームページがあるのでこれを見ると、ものづくり教室や無線従事者の養成を通じて青少年の育成を行っているらしい。設立趣旨書、定款、役員名簿などが公開されていないのでよくわからないが、ホームページを見る限りではいろいろ活動しているらしい。

アマチュア無線技士の養成課程講習会の実施者がJARDだけであったときも、JARDの下で開催場所地元の関係者が実質的な運営をしていた例は多くあるだろう。つまり養成課程講習会を始めるための下地はいくらでもあると思われるが、JARDから離れて自ら実施となると収支バランスとか手続きの手間とかいろいろ課題があるのだろう。

ISS上のアマチュア局

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国際宇宙基地(ISS)にいる若田光一氏がアマチュア局を運用して交信しているらしい。そのコールサインKC5ZTAをFCCのUniversal Licensing Systemで検索してみると、当然だが免許は有効、有効期限は2017年4月2日、局のタイプは個人局、資格はTechnician、郵便宛先はヒューストンにあるNASAのジョンソン宇宙センターとか書いてある。一般的な米国の個人のアマチュア局をISSで運用しているらしい。

ISSは、米国、ロシア、カナダ、日本、欧州宇宙機関の共同事業なので、いろいろな国の宇宙飛行士が自国のコールサインでアマチュア局の運用をしているが、未だに日本の局はない。日本人飛行士による運用も全て米国のアマチュア局である。

日本以外の国のアマチュア無線の制度では個人に免許されたアマチュア局を運用する際に、ARISS School ContactのためにISS内に用意されている無線設備を使いまわしできるのだが、日本の制度ではこれができない。さらには、「人工衛星に開設するアマチュア局」を申請しなければならず、この手続きは通常の手続きに比べると様式も異なり面倒である。

富士山頂気象レーダー

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もう年が明けてしまったので昨年のこととなるが、昨年は富士山頂の気象レーダー建設着工から50年目となるそうである。この経緯を新田次郎が小説にしたものが「富士山頂」であり、映画化もされた。この事業はNHK の番組「プロジェクトX」でも紹介された。昨年は、この50周年を記念するイベントもあったようである。
新田次郎自身がこのプロジェクトの当事者であったので、「富士山頂」は非常に読み応えがあり何度も読んだ。気象庁観測部測器課の課長補佐官、次に昇格して同課の課長として登場し事業をに采配をふるう。そういえば、国交省になって消滅したようだが、運輸省では外局も含めて課長補佐という役職名に「官」の文字が付いていた。
小説は、大蔵省主計局での予算説明の場面から始まる。主計官とあるのは主査ではないかなとも思いつつ、気象レーダーの入札に参加しようとする企業名を実在のものとは変えているが、その変え方がおもしろい。

自助共助

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先週末は大雪であった。住民それぞれが自宅周辺の生活道路の雪かきを行わねばならない。ご近所の高齢者宅周辺の雪かきも行う。翌日は結構筋肉痛があった。
昨年の大雪に引き続き大型の雪かき器が威力を発揮した。このあたりのホームセンターでは売られておらず、長野市のホームセンターで一昨年購入したものである。

フレッツ 光ネクスト・ファミリーハイスピードタイプ+OCN

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最近気が付いたのだが、半年以上も前にこのような方針が出ていたらしい。
http://www.soumu.go.jp/main_content/000228035.pdf

この方針によれば、NTT東西のひかり電話対応ルータ(HGW)にIPv6 PPPoE対応アダプタの機能を内蔵化するとのことである。当家で使用しているHGWは400番台なのだが、25年度末以降に対応するらしい。

現時点ではIPv6のサイトを閲覧するためには、IPv6PPPoEを利用できるアダプタを用意する必要があり(もう一つOCN IPv6があるが、こちらは月額315円かかる。また新規加入は今年2月28日までとされ、サービスそのものもいずれ終了するらしい。)、アダプタを購入したのだがどうやら不要になるらしい。801.11ACの無線LANのアクセスポイントとギガビットハブとしては使えるが。

この方法でIPv6へ入るときには、クライアントがWindows XPであるときには、DNSサーバの手動設定が必要となる。

CS放送

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標準TVのCS放送が5月に終了するというので、ようやくハイビジョン対応のチューナーに交換した。

CS放送については、平成6年か7年ごろアナログ標準TVのスカイポートを契約した。5~6チャンネルで月額6千円以上だったと思う。チューナーは、スカイポートとCSバーンの両方に対応したS-VHS対応のVTR内蔵のものを購入し、アンテナもいずれはCSバーンも契約するだろうと思い2衛星対応の直径70cmくらいの大型のものを購入した。結局CSバーンは契約しなかった。

そのうちに、CS放送がデジタル化することになり、スカイポートはディレクTVへ、CSバーンはスカイパーフェクトTVへと加入者が誘導されることになり、スカイポートと契約していたので、ディレクTVのチューナーとアンテナをただでもらった。

そのうちにディレクTVが消滅することになり、その加入者がスカパーに誘導されることになって、スカパーのチューナーとアンテナをただでもらった。

で、今回ハイビジョン対応のチューナーを無料でもらったのだが、ただでもらうチューナーは3台目であり、何かしらCS放送の歴史を辿ってきた感がある。

南の島の川崎市バス

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西表島へ行った。
いろいろやったが、一つ見つけたものがある。
島内の路線バスで川崎市交通局のバスと神奈川中央交通のバスが使われていた。最初見かけたときには、よく似た塗装をしたバスがあるものだなと思ったのだが、念のためネットで検索したところこのことを詳細に説明をしてくれているサイトがあった。このサイトによれば京浜急行のバスもあるそうだが、これは乗ったことがないので見てもわからない。川崎市交通局のバスには実際に乗ったが、市交通局を示す記章などは取り外されたり塗りつぶされていたが、内装、外装は川崎市内を走っていた時のままであった。
ホテルの人の話では、似ているなと思っているところで、その通りと知った観光客の間では、この話題で盛り上がるのだそうだ。

平成25年度電波の利用状況調査の評価結果(案)

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「平成25年度電波の利用状況調査の評価結果(案)」に対するパブコメが行われているが、この中のアマチュア関係部分を見てみよう。
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(3)1.215GHz超1.4GHz以下の周波数区分
 本周波数区分の利用状況については、二次業務である1.2GHz帯アマチュア無線の利用が圧倒的に多いものの、国際的な周波数割当てとの整合性等 から判断すると、適切に利用されている。
 本周波数区分においては、今後、FPU及び特定ラジオマイクが普及してくることが想定され、さらには準天頂衛星システムの導入も検討されているこ とから、より一層の周波数有効利用が求められる。
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1260-1300MHzのアマチュア業務は二次業務であり、一方FPU(移動業務)や準天頂衛星(無線航行衛星業務)は一次業務である。FPU については、これを保護するためのアマチュア局の運用に制約を課す方法がすでに示されている。準天頂衛星は、2010年代後半を目途にまずは4機 体制を整備し、将来的には持続測位が可能となる7機体制を目指すことが閣議決定されている。準天頂衛星から発射される測位信号は、1.2GHz帯 だけではないが、1.2GHz数帯の測位信号の利用目的・利用方法によってはアマチュア局にかなりの制約が必要となるのかも知れない。

次回の電波の利用状況調査の評価結果

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「平成25年度電波の利用状況調査の調査結果」の公表及び「平成25年度電波の利用状況調査の評価結果(案)」に対する意見募集が行われている。今回の調査は平成25年3月1日現在において、714MHzを超え3.4GHz以下の周波数を利用する無線局が対象であるから、次回は平成26年3月1日現在において、714MHz以下の周波数を利用する無線局が対象である。市民ラジオに対してはどのような評価となるであろうか。来年の今頃には評価結果案が公表されることになる。

平成20年度電波の利用状況調査の評価結果では、『市民ラジオは、現在も実際に運用されてはいるが、新たな無線設備の出荷台数は過去3 年間で「0 台」となっている。これは、他の手段により市民ラジオと同等の運用が可能になったことによるものであり、この傾向は平成17 年度の調査以前についても同様であり、今後も続いて行くことが予想される。』と記載され、平成23年度電波の利用状況調査の評価結果では、『市民ラジオ(免許不要)は、新たな無線設備の出荷台数は平成20年度から平成22年度の3年間で「17台」となっている。これは、技術基準適合証明を取得した時期からして平成34年11月30日までとなっている旧スプリアス規定の無線設備から新スプリアス規定に対応した無線設備になったものと想定される。今後、新たに技術基準適合証明を取得するものは、新スプリアス規定に対応した市民ラジオとなることが予想されるが、大幅な増加は見込まれないものと考えられる。』と記載された。いずれもあまりポジティブな書かれようではない。

総務省の電波利用ホームページの技術基準適合証明等を受けた機器の検索で調べると、23年度から25年度技術基準適合証明等を受けた市民ラジオの無線設備の数は161である。申請者は個人1名と民間企業1社のみであるが、0→17→161をどう評価するか興味のあるところである。

WRC-15に向けた日本の暫定見解(案)

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WRC-15に向けた日本の暫定見解(案)がパブコメに付された。
アマチュア関係の議題1.4を見ると以下のとおりである。

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議題1.4 5250-5450kHz 帯におけるアマチュア業務への二次的基礎での分配決議第649(WRC-12)に従って、5250-5450kHz の周波数帯内において、アマチュア業務に可能な新規の二次的基礎での分配を検討すること。
<議題の概要>
決議第649(WRC-12)においてITU-R に対して要請されている研究結果に基づき、5250-5450kHz の周波数帯において、帯域全体である必要はなく、また、幾つかのポイント周波数でも良いが、目的に適うスペクトラム量を、アマチュア業務に二次的基礎で分配する可能性を検討するもの。
<暫定見解案>
5250-5450 kHz は、我が国において固定及び移動業務に一次分配で割り当てられ、使用されている。よって、有害な混信の排除を含めたアマチュア業務と既存の一次業務との両立性が達成できるまで、本周波数帯における二次的基礎でのアマチュア業務への新規分配については、適当でない。既存の一次業務の保護の観点から、ITU-R における研究を注視すべき。

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日本で使用されている固定業務の局や移動業務の局とアマチュア局との間の両立性が確保されない限り反対ということである。この両立性の確保は現時点では困難とみているのであろう。

なお、もう一つのアマチュア業務関係の議題である1.18は以下のとおりである。これは現在アマチュア業務が一次業務で分配されている77.5-78GHzに自動車用高分解能レーダーのために、一次業務として無線標定業務を追加しようとするものである。これについては、既に情報通信審議会答申で示されているように、国内的には既定の方針となっている。

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議題1.18 自動車用高分解能レーダーのための77.5-78.0GHz における無線標定業
務への一次分配
決議第654(WRC-12)に従って、自動車用アプリケーションのための77.5-78.0GHz における無線標定業務への一次分配を検討すること。
<議題の概要>
ITU-R の検討結果を考慮し、自動車用アプリケーションのための77.5-78.0GHzにおける無線標定業務への一次分配を検討するもの。
<暫定見解案>
77.5-78.0 GHz の無線標定業務への一次分配によって、76.0-81.0 GHz における自動車レーダーを実現することにより、道路上における交通事故死者や傷害者を低減させることが可能となることから、77.5-78.0 GHz の無線標定業務への一次分配を支持する。

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2アマも養成課程講習会へ

アマチュア局無線設備の保障業務

放送技術研究所一般公開とWTP2014

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NHK放送技術研究所一般公開へ行ってきた。8kだらけという雰囲気であった。
4kは今年のワールドカップで使用される。
8kは、試験放送2016年開始であり、衛星放送は
すぐそこまで来ているが、地上波放送はまだ時間がかかるようだ。
フィールド実験は行なっているそうだが、
偏波を使い分けて、4096QAMという多値変調でMIMOを
利用するとのことであり、見通しはともかく反射やら回折やら
あると結構大変そうな。

ワイヤレス・テクノロジー・パーク2014へ行ってきた。
実におもしろく、あちこちのブースで質問をしてきた。
興味は尽きないのだが、仕事に差し支えるので途中で切り上げた。

ハムフェア2014

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10日前のことであるが、8月23日にハムフェア2014へ行った。昨年は行かなかったので2年ぶりとなる。
開会前に着いたのだが、物凄い長蛇の列に驚いた。前回もほぼ同時刻に行ったのだが、このようなことはなかった。確かに会場はとても混んでいた。前回までは高齢者が非常に多いという印象だったが、今回は子供と女性の姿が目立った感じがする。
この世界も多少変化が生じてきたのだろうか。

フレッツ 光ネクスト・ファミリーハイスピードタイプ+OCN

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最近気が付いたのだが、半年以上も前にこのような方針が出ていたらしい。
http://www.soumu.go.jp/main_content/000228035.pdf

この方針によれば、NTT東西のひかり電話対応ルータ(HGW)にIPv6 PPPoE対応アダプタの機能を内蔵化するとのことである。当家で使用しているHGWは400番台なのだが、25年度末以降に対応するらしい。

現時点ではIPv6のサイトを閲覧するためには、IPv6PPPoEを利用できるアダプタを用意する必要があり(もう一つOCN IPv6があるが、こちらは月額315円かかる。また新規加入は今年2月28日までとされ、サービスそのものもいずれ終了するらしい。)、アダプタを購入したのだがどうやら不要になるらしい。801.11ACの無線LANのアクセスポイントとギガビットハブとしては使えるが。

この方法でIPv6へ入るときには、クライアントがWindows XPであるときには、DNSサーバの手動設定が必要となる。

CS放送

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標準TVのCS放送が5月に終了するというので、ようやくハイビジョン対応のチューナーに交換した。

CS放送については、平成6年か7年ごろアナログ標準TVのスカイポートを契約した。5~6チャンネルで月額6千円以上だったと思う。チューナーは、スカイポートとCSバーンの両方に対応したS-VHS対応のVTR内蔵のものを購入し、アンテナもいずれはCSバーンも契約するだろうと思い2衛星対応の直径70cmくらいの大型のものを購入した。結局CSバーンは契約しなかった。

そのうちに、CS放送がデジタル化することになり、スカイポートはディレクTVへ、CSバーンはスカイパーフェクトTVへと加入者が誘導されることになり、スカイポートと契約していたので、ディレクTVのチューナーとアンテナをただでもらった。

そのうちにディレクTVが消滅することになり、その加入者がスカパーに誘導されることになって、スカパーのチューナーとアンテナをただでもらった。

で、今回ハイビジョン対応のチューナーを無料でもらったのだが、ただでもらうチューナーは3台目であり、何かしらCS放送の歴史を辿ってきた感がある。

南の島の川崎市バス

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西表島へ行った。
いろいろやったが、一つ見つけたものがある。
島内の路線バスで川崎市交通局のバスと神奈川中央交通のバスが使われていた。最初見かけたときには、よく似た塗装をしたバスがあるものだなと思ったのだが、念のためネットで検索したところこのことを詳細に説明をしてくれているサイトがあった。このサイトによれば京浜急行のバスもあるそうだが、これは乗ったことがないので見てもわからない。川崎市交通局のバスには実際に乗ったが、市交通局を示す記章などは取り外されたり塗りつぶされていたが、内装、外装は川崎市内を走っていた時のままであった。
ホテルの人の話では、似ているなと思っているところで、その通りと知った観光客の間では、この話題で盛り上がるのだそうだ。

平成25年度電波の利用状況調査の評価結果(案)

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「平成25年度電波の利用状況調査の評価結果(案)」に対するパブコメが行われているが、この中のアマチュア関係部分を見てみよう。
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(3)1.215GHz超1.4GHz以下の周波数区分
 本周波数区分の利用状況については、二次業務である1.2GHz帯アマチュア無線の利用が圧倒的に多いものの、国際的な周波数割当てとの整合性等 から判断すると、適切に利用されている。
 本周波数区分においては、今後、FPU及び特定ラジオマイクが普及してくることが想定され、さらには準天頂衛星システムの導入も検討されているこ とから、より一層の周波数有効利用が求められる。
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1260-1300MHzのアマチュア業務は二次業務であり、一方FPU(移動業務)や準天頂衛星(無線航行衛星業務)は一次業務である。FPU については、これを保護するためのアマチュア局の運用に制約を課す方法がすでに示されている。準天頂衛星は、2010年代後半を目途にまずは4機 体制を整備し、将来的には持続測位が可能となる7機体制を目指すことが閣議決定されている。準天頂衛星から発射される測位信号は、1.2GHz帯 だけではないが、1.2GHz数帯の測位信号の利用目的・利用方法によってはアマチュア局にかなりの制約が必要となるのかも知れない。
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